"数字だけじゃない、信頼でつながる関係"

「うち、別にあなたじゃなくてもいいんだよ？」最初の打ち合わせで、そう言いました。
当時の末松さんは新卒で社会人経験は半年以内。彼にしてみれば、晴天の霹靂（へきれき）、強烈なインパクトがあったと思います。

前任の担当が突然辞めて、若い新人が来た。
（正直、その時は不満と不安しかなかった）それが10年前の話です。

今では、何かあると真っ先に相談する相手。単なる税理士というより、“信頼のおける経営パートナー”だと思っています。

うちは革製品の小さな会社。良い時もあれば、苦しい時もあります。
「もうダメかもしれない」そう思ったことは何度もありました。

でもそんな時はいつも〝税金がいくらかかるか〟だけじゃなく、"今後どうやって資金を回していくか〟〝会社を続けていくにはどうしたらいいか"まで考えてくれて、具体的な道を一緒に探してくれた。

こちらの状況や気持ちを汲んだうえで提案してくれるから、納得できるし、腹落ちするんです。

あるとき、固定費削減のために２社を合併したほうがいいかも…と考えていたタイミングで、まったく同じ提案を末松さんからされたことがありました。

（お、見てくれてるな）と感じた瞬間。

言われたことを調べて返すだけの税理士じゃない。
こちらの考えを先回りして提案してくれる。
そういう存在は、探しても中々いません。

数字や制度だけを調べるならAIでも簡単にできてしまう時代。
でも、事業っていうのは感情もあるし、人間関係もある。
末松さんは、そこまで理解して動いてくれるから、安心して任せられるのよ。

税務以外の内容でも、相談に乗ってくれるし、急な対応にも、快く応じてくれる。
そんな距離感だから、10年も続いてるんだと思います。

初めて会った時は、厳しいことを言ってしまったけど、それでも一生懸命に食らいついてきてくれて、今じゃ欠かせない大事なパートナー。
（あの時、担当を変えなくて良かった）と心から思ってます。